日本でもコロナウイルスのワクチン接種が、本格化しそうな状況になりました。
これまでは外国企業から買い付けるワクチンが、数が足りないので、接種は医療従事者とか一部に限られる状態でした。
それが、高齢者の接種が本格化する見通しとなり、7月末までに終えると菅義偉・自公政権が言い出しています。
このワクチンについては、「是非とも打ちたい、一刻も早く打ちたい」と思っている方と、「副作用などリスクがあるので打ちたくない」と思っている方に二分していると思います。
私の場合、タイトルに書きましたが、打ちたくない派です。
それで、2回にわたって、私が打ちたくない理由を説明しようと思います。
前編の今記事では、苫米地英人さんがテレビ番組にて解説したコロナ・ワクチンの危険性が、すごく分かり易く納得できたので、それを紹介します。
後編では、私の考えを述べます。
余談ですが、苫米地英人さんは見ていて笑える人で、私は好きなんですが、彼がユーチューブに動画をあげているのを見つけました。
それで、驚く事に自分のオーディオ装置について熱く語ってました。
私もオーディオにすこし取り組んだ事があるので分かるのですが、とんでもないハマリ方を彼はしており、大金をぶっこんでます。
そういう人だと思ってなかったので、びっくりしました。
そして彼の事がさらに好きになりました。
ヤバい装置を彼は持ってます。
オーディオ雑誌でしか見た事ないような、激レアの機器が彼の部屋にはウヨウヨしてました。
さらにケーブルにまで超高額のものを使ってます。
本当にいるんですね、あんな装置を組んでる人が。
はんぱな値段じゃないと知っているので、見ていて血の気が引きました。
〇苫米地英人のコロナ・ワクチンの解説(テレビ番組から抜粋)
新型コロナウイルスのワクチンでは、初めて実用化される「mRNAワクチン」が採用されている。
このワクチンの安全性は、長期的な評価が必要との声もある。
mRNAワクチンは、ファイザー製は有効性は95%、接種回数は2回(21日の間隔)、保存温度は-70℃である。
モデルナ製は、有効性は94.5%、接種回数は2回(28日の間隔)、保存温度は-20℃である。
mRNAワクチンの仕組みは、「SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の突起(Spikeタンパク)が、ヒトのACE-2酵素受容体に結合して細胞に侵入することを利用する」ものである。
新型コロナウイルスが一時期、武漢にあるウイルス研究所から漏れたと言われたのは、次の経緯があったからだ。
もともとアメリカのNIH(アメリカ国立衛生研究所)が、アンソニー・ファウチ博士の予算をニューヨークのピーター・ダスザック博士に委託して、武漢ウイルス研究所を使ってウイルスの研究する事にした。
そしてコウモリのSARSのコロナウイルスで、機能強化に成功したとの論文を出した。
機能強化とは、ウイルスの感染力や殺傷力を上げるのを意味し、「ACE-2というレセプター経由で人に感染させるのに成功した」と論文で報告した。
それと全く同じACE-2が、今のコロナウイルスで出てきたので、武漢ウイルス研究所から漏れたのではと疑われたのである。
そしてゲノムの全情報を武漢ウイルス研究所が公開したところから、一斉にワクチンの開発競争が始まった。
mRNAワクチンは、「コロナウイルスの突起(Spikeタンパク)部分のみの遺伝子をコードしたものを、脂質ナノ粒子でカプセル化したもの」である。
コロナウイルスの全部のDNAをワクチンとして人体に入れたら発症して危ないので、一部だけを使うのである。
出っ張りの突起のタンパクのみの遺伝子情報を、mRNAワクチンとして使う。
それは、人体に入るように、脂質でカプセル化してある。
これはSARSが流行った時に、動物では実験されている。
最初に突起のタンパクを作り、それをカプセル化して人体に入れる。
そうするとリボソームでそのRNAのコードが読み取られて、どんどん同じタンパク質が作られるわけだ。
そしてそれが、人間の細胞の表面に飛び出してくる。
一部は細胞の中に断片として残る。
で、その突起にB細胞が結びついて、ヘルパーT細胞がB細胞を活性化して抗体をどんどん出す。
抗体が、本物のコロナウイルスが来た時にその突起に結びついて、健康な細胞に結びつかなくするわけである。
もう1つのワクチンの働きは、細胞性免疫応答と呼ばれているものだが、SpikeタンパクとかSpikeタンパクの断片が抗原提示細胞(APC細胞)に一度飛び込まれて、細胞の表面に現れてきて、いわゆるキラーT細胞に提示させる。
そうするとウイルスが来ると、キラーT細胞が活性化して、ウイルスに感染した細胞を殺す。
mRNAワクチンの新しさは、感染の拡大を防ぐのと同時に、感染した細胞を除去する(殺す)という、2つの働きを持つことである。
その効果は、最初の接種から10日くらいで出て、効果の持続は半年くらいと見られている。
次に、ワクチンのリスクについて説明するが、これまで認可されてこなかった理由がある。
mRNAワクチンは、2012年の報告以降、アメリカでは認可されてこなかった。
今回は見切り発車で、緊急事態だからということで認可された。
具体的なリスクとしては、まず「抗体依存性免疫増強(ADE)」がある。
一度抗体ができると、ウイルスが来た時に強く対応しすぎたり、型が違うのでウイルスはやっつけられないのに抗体反応だけ出てしまう可能性がある。
これはデング熱の時に問題になった。
さらにmRNAワクチンには、別の応答(リスク)もあるが、これはなぜか全然報道されていない。
mRNAにより細胞内に発現したSpikeタンパクは、自分のリボソームで作られたものなので、免疫寛容される可能性がある。
つまりSpikeタンパクの断片が表面に出た細胞が、キラーT細胞に除去されずに全身に残る可能性がある。
理論的には、細胞でSpike(突起)の出たものは自分のキラーT細胞が殺してくれるが、何の悪さもしない自分の細胞が生み出したもの(突起)なので、殺されずに残る可能性がある。
これはまだ全然分かっていない。
mRNAのほうは3~4回で細胞内で分解されるので問題ないが、作られたSpikeタンパクが体内に残ると、細胞レベルで体内が変化する。
つまり、「SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)のSpike入りの細胞を全身に持った、人工細胞の人間」になる。
問題は、コロナウイルスの変異種や、SARSや普通の風邪に感染した場合に、キラーT細胞が全身のSpike発現細胞を一斉に攻撃するリスクがあることである。
前述した2012年の論文では、動物でSARSのmRNAを使った実験をしたところ、かなりヤバいことになり、死に至る臓器不全も報告されている。
特に高齢者層が高リスクとされて、その結果アメリカではmRNAワクチンは承認されなかった。
それが今回は緊急事態だとして認可された。
mRNAワクチンは、接種後に早ければ半年~1年で変異種に感染した時にリスクが生まれる。
現時点(2021年2月20日)時点で、アメリカではワクチンの副反応などで563人が死亡している。
なおJ&Jのワクチンは、「ウイルスベクター方式」を使っていて、直接にmRNAからSpikeタンパクを作るのではなく、細胞核に遺伝子改変した風邪ウイルス(アデノウイルス)のDNAを注入し、核内でSpikeタンパクを作るmRNAを作らせる。
ウイルスのSpike部分だけを作るmRNAを作るから、ファイザー製やモデルナ製と同じリスクがある。
これは実際にアメリカで起きている話だが、mRNAワクチンの過免疫反応(リスク)はSNSやメディアで話す事が規制されている。
ワクチンのリスクを語る者がいると、フェイクニュース扱いを受けてしまい、仕事をクビになったりしている。
ファイザーの副社長まで解任された。
その理由は、武漢ウイルス研究所からコロナウイルスが漏れたことがバレてしまうからかもしれない。
そもそもmRNAワクチンは、発症は防ぐが、感染そのものを防ぐわけではない。
だからワクチン接種者は、感染しているが発症せず、自覚なしに他者に感染させるリスクがある。
ワクチンを接種した者が、もう大丈夫だと思ってばんばん外出していくと、感染者を逆に増やす可能性がある。
話をまとめるとこうなる。
①コロナウイルスのワクチンは、ウイルスとワクチンがACE-2で見事にワンセットになっていて、あらかじめ設計されたかの様である。
②半年ほどの持続性で、集団免疫の効果は出るのだろうか。
③ワクチン接種を始めたからといって、東京オリンピックに観客を入れるような事をすると、接種した者が自覚なく感染していて、感染爆発に繋がるリスクがある。
④ワクチンを接種すると、変異種やただの風邪で身体に変調をきたす可能性がある。どうなるかは、まだ研究・検証の途中である。
リスクもあるから、日本政府はワクチンを打ちたくない人に強制をしてはいけない。
私はワクチンを打たずに、外出しないで対処するつもりである。
どうするかは一人一人が判断してほしい。
(※苫米地さんの話の抜粋はここまで)
コロナ・ワクチンについて、どういう技術が使われているかは、実のところマスメディアはあまり解説してくれません。
私は苫米地さんの話を聞いて、「なるほど、そうだったのか!」と感謝しましたよ。
読んだら分かると思いますが、今までと異なる技術を使ったワクチンです。
液体を注射する見た目から、既存のワクチンと同じようなものと勘違いしてる方も多そうですが、別物です。
苫米地さんは同じ番組で別のテーマの話をした際にも、コロナウイルスについて触れてました。
その内容は、上に書いた事を補うものだったので、それも紹介したいと思います。
基本的には発足したばかりのバイデン政権の話ですが、途中でコロナウイルスの話が出てきます。
〇苫米地英人さんのバイデン政権の解説(テレビ番組から抜粋)
アメリカ大統領に就任したジョー・バイデンは、就任から10日間で署名した大統領令は25で、オバマの9,トランプの7に比べて大きく上回っている。
大統領令とは、連邦議会の承認を得ずに出せる、政府機関や軍に発する命令である。
バイデンが署名した大統領令の主なものを挙げると、こうなる。
「WHOへの復帰」
「パリ協定への復帰」
「Keystone XL 原油パイプラインの認可の取り消し」
「大学内での反米親中教育などを調査する1776委員会の解散」
「イラン、イラク、リビアなどの国籍者の入国停止の撤回」
「メキシコとの国境壁の建設中止」
「トランスジェンダーの自己申告制による権利保護」
「連邦職員の団体交渉権の強化」
「新規の石油、ガス開発を連邦政府の所有地と所有水域で停止」
「他国の中絶費用の補助」
「13の新型コロナウイルス関連のもの」
これだけの事を大統領令で決めるのはやりすぎだと、批判が出ている。
バイデンは、トランプ大統領時代に行った政策をひっくり返したのだが、その中には中央集権的なものが入れてある。
そして中国と多国籍企業のための政策ではないかとの批判が出ている。
「パリ協定への復帰」を、バイデンは就任初日にガーンと出した。
トランプがパリ協定を抜けた理由は、世界のCO2(二酸化炭素)の排出の30%は中国が出していて、アメリカは15%だが、「中国の排出量の増加を許すのはアメリカに不利だ」として脱退した。
中国はパリ協定では発展途上国の扱いで、2030年までは中国、インド、ロシアはいくらでもCO2を排出してよい事になっている。
バイデンはさらに、「石油パイプラインの廃止や、石油・ガスの開発停止」を大統領令で命じた。
面白いのは、石炭は除外してある。
石炭はバイデンの票田なので手を出さなかったという説がある。
バイデンは電気自動車と太陽光発電へのシフトを打ち出しているが、リチウムイオン電池をつくるのはすごく環境に負荷があり、それは中国がつくっている。
リチウムイオン電池は、CATL(寧徳時代新能源科技)という中国企業がつくっていて、テスラなどの自動車企業に提供している。
CATLは中国の国策企業で、主要株主は人民銀行(中国政府)である。人民銀行のファンドであるBHRが主要株主である。
そしてBHRの株式の10%を、バイデン大統領の息子のハンター・バイデンが持っている。
つまりバイデン・ファミリーはBHRの大株主なのである。
バイデン政権が重視している太陽光発電も、ソーラーパネルは中国企業がつくっている。
バイデンが大統領に就任すると決まった時に、BHRの株を持っているのが問題になって、彼は「売る」と公言したが、未だに売却していない。
そしてバイデンが就任した時、CATLの株は大爆上げした。
そうやってバイデン・ファミリーは、ものすごい大金を手に入れた。
もう1つバイデンは、就任初日に「WHOへの復帰」の大統領令を出した。
アメリカのWHO復帰とコロナウイルス・ワクチンでは、2人のキーマンがいる。
それがアンソニー・ファウチとピーター・ダスザックである。
アンソニー・ファウチは、元はNIH(アメリカ国立衛生研究所)の医師で、アメリカ国立アレルギー感染症研究所の所長である。
ファウチは、トランプ大統領がクビにした人だが、バイデン政権になると記者会見でWHOへの復帰を宣言し、バイデン大統領の医療最高顧問に就任した。
ファウチはウイルスの専門家だが、ウイルス研究には「機能獲得研究(GOF)」という分野がある。
GOFは、ウイルスの遺伝子を操作して、ウイルスの機能を強化する研究である。
つまり、ウイルスの殺傷力や感染力を上げる研究である。
2014年10月にオバマ大統領は、アメリカ国内におけるGOFを禁止した。
そこでファウチは15年に、ピーター・ダスザックのNGOを経由して、NIHの予算で武漢のウイルス研究所に、GOFを委託した。
その委託された研究の内容が、『コウモリのSARS-CoVウイルスのGOF』だった。
研究の成果を、武漢ウイルス研究所の石正麗とピーター・ダスザックの共著で、2019年までに13の論文で発表した。
その論文の内容は、次の4つだった。
①コウモリのSARS-CoVウイルスから、遺伝子操作で『人工ウイルスの生成に成功』した
②人工のSARS-CoVウイルスが、自己増殖に成功した
③人工のSARS-CoVウイルスの、ヒト細胞への感染に成功した
④ヒト細胞への感染に成功した鍵は、ACE-2(アンジオテンシン変換酵素2)レセプターである
ACE-2の細胞腔を通じて、感染力が10倍に上がる
この論文は、今はインターネットで見られなくなっている。
そして2020年4月に(コロナ流行が始まってから)アメリカの論文で、『SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)も、ACE-2を介して細胞に取り込まれると分かった』と報告された。
ちょっと待てと。
元々そういう風にウイルスを開発・設計したのだろと。
これが新型コロナウイルスの疑惑としてずっと語られている。
WHOは、石正麗とピーター・ダスザックの研究メモを提出しろと、武漢ウイルス研究所に求めた。
そうしたら何と拒否された。
そしてバイデン大統領は最初の大統領令で、アンソニー・ファウチの主導でWHOに復帰した。
現在、WHOの調査団が武漢ウイルス研究所を調査中だが、アメリカから調査に参加した唯一の人がピーター・ダスザックである。
ヒトに感染する人工ウイルスを作ったダスザックが、調査団のメンバーとしてかつて共に研究した武漢ウイルス研究所に行っている。
最近のアメリカ学会の論文では、ACE-2が鍵となっている事で武漢ウイルス研究所の開発した人工ウイルスと新型コロナウイルスが共通しているのはおかしいし、研究メモを非公開にするのもおかしいと指摘している。
話をバイデンの大統領令に戻すが、「Keystone XL 原油パイプラインの認可の取り消し」にも不思議がある。
このパイプラインは、カナダの原油が採れる所から、イリノイ州などに引いてくるものである。
バイデンは「カーボン・ニュートラルのため」と言うが、もともと鉄道で原油を輸送していたのを、カーボン・ニュートラルだとしてパイプラインにしようとしていた。
「トランスジェンダーの自己申告制による権利保護」の大統領令も、中・高・大学のスポーツにおいて自分が自認する性別での参加が可能になった事が問題になっている。
生物学的には男性の者が、「私は女性だ」と言えば女子部門に参加できる事になったが、骨格・肺活量・生理時のハンディなどで女性が不利になる。
アメリカはスポーツの優秀な学生は奨学金が出るので、大きな問題になっている。
(※苫米地さんの話の抜粋はここまで)
アメリカの国立機関が、中国の武漢ウイルス研究所に委託したウイルス研究は、生物兵器の開発と見ていいと思います。
私は旧日本軍の731部隊の本を何冊か読んだ事がありますが、731部隊も感染力や殺傷力の高い菌やウイルスを研究・開発していました。
やっている事は一緒だなと思いましたよ。
アメリカ政府が、生物兵器の開発を自国でできない(禁じられた)からといって、中国の研究所に委託するのは不思議な感じがしますが、なにか裏事情があるでしょう。
問題は、開発したウイルス(新型コロナウイルス)を意図的に流出させたのか、不注意から流出したのかです。
意図的に流出させたとすると、9.11自作自演テロなみの大陰謀ですね。
私はバイデン政権の打ち出した政策の多くに、賛成なんですよね。
民主化に繋がりそうなので。
しかし、そもそもバイデンは民主党の大統領候補としては、バーニー・サンダースよりもはるかに人気がなかった人です。
当時の日記に書きましたが、バイデンはサンダースを潰す謀略と談合の結果、大統領になれた人です。
なので、私は根本的にジョー・バイデンという人を信用してません。
長文になったので、ここらで終わりにし、続きは後編に書きます。
後編では、コロナウイルスのワクチンへの私の見方や対応を書きます。
(※以下は2021年9月3日に追記)
今記事で取り上げた苫米地英人さんのワクチン解説ですが、その元動画がユーチューブから削除されてしまいました。
最終的に120万回を超える再生数だったのですが、ユーチューブは問題ありとして削除の決定をしました。
苫米地さんは、最近のテレビ出演でこの削除に触れて、「テレビで放送されたもので、問題のない内容なのに、なぜユーチューブは削除したのか」と憤慨してました。
コロナ・ワクチンという出たての商品を、それも新技術を駆使した商品を、盲信していいのでしょうか。
そしてワクチンの解説をし、疑問を発した意見を、消し去っていいのでしょうか。
ユーチューブの姿勢には、違和感しかないです。