(『コロンビアを知るための60章』から抜粋)
1998~2002年のパストラナ政権は、『プラン・コロンビア』政策を打ち出して、麻薬撲滅を目指した。
(これについては、プラン・コロンビア(麻薬産業を壊滅させるための国策)を見て下さい)
さらに、ゲリラとの和平を目指して、99年にはFARCとの合意で、広大な非武装地帯を設置した。
しかしこれが裏目に出て、紛争は激化してしまった。
1991年に実現した憲法改正によって、政治の改革が実現し、2大政党制から「多党制」へとゆるやかに変容した。
2大政党の占有率は、1994年には80%以上だったが、2002年には両院で過半数を割った。
(2013.12.8.作成)