(地球環境にやさしくなれる本 から抜粋)
ガラスびんは、かつては貴重だったので洗って何度も使っていました。
このようなびんを「リターナブルびん」と呼びますが、年々少なくなっています。
回収にコストがかかるので、捨ててしまうメーカーが増えたからです。
しかし省エネの観点から、再びリターナブルびんが注目され始めています。
使い切りのびんは、「ワンウェイびん」といいます。
これが、びんの8割を占めています。
このびんは、資源ゴミとして回収されて、色別にされて細かく砕かれ、再利用されます。
リターナブルびんも、一定回数の使用をしたら、同じように再利用されます。
びんの再利用は、資源の節約になり、原料を溶かす時間が短いので省エネにもなります。
ガラスびんの生産量は減ってきており、ペットボトルや紙パックへの切り替えが進んでいます。