(『地球環境にやさしくなれる本』から抜粋)
〇自動車で行える省エネ
5秒以上のアイドリングをする場合、エンジンを一度切ったほうがガソリンの節約になります。
スピードの出しすぎは、燃費を悪くします。
一般道路では40キロ、高速道路では80キロが、効率の良いスピードです。
走行時は、ふんわりアクセルでガソリンを1割も節約できます。
優しい発進を心がけましょう。
整備の行き届いた車は、そうでない車に比べて9%も燃費が良くなります。
オイルやフィルターをまめにチェックしましょう。
荷物を積みっぱなしにしていると、車が重くなり燃費は悪くなります。
ゴルフバッグやレジャー用品は、使い終えたらきちんと降ろしましょう。
タイヤの空気圧を適正にすれば、燃費は良くなります。
1万kmごとにタイヤの前後左右を入れ替えれば、タイヤは長持ちします。
1人で乗ることが多い人は、小さめの車を選びましょう。
たまにしか使わない人は、車を持たずにレンタカーを使うのも手です。
短い距離だったら、徒歩や自転車を使いましょう。
〇職場で行える省エネ
少しでも席を立つ時は、パソコンのモニター画面の電源を切りましょう。
コピー機やプリンターも、使用しない時は電源を切ります。
人がいなくなる昼休みには、消灯しましょう。
オフィス内にいる人がまばらな時は、人のいる部分だけ電気をつけます。
エアコンの節電をするために、夏のクールビズと冬のウォームビズを取り入れましょう。
ゴミを分別するために、ゴミ箱をゴミごとに用意しましょう。
工場では、様々な電動機が60%の電力を使っています。
空運転を防止するために、操作しやすい位置にスイッチを置きましょう。
工場のレイアウトを見直せば、作業時間の短縮ができます。
自然光を取り入れて、照明を減らしましょう。
各種の機械は、きちんとメンテナンスをして、効率よく使いましょう。
ポンプと送風機は、消費電力が多いので効率よい運転が大切です。
工場の規模に合うものを選び、無駄のない配管にしましょう。
(2014年7月20日に作成)